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仙台演劇鑑賞会 仙台事務局
 ★☆★開局時間★☆★
  仙台事務局  
(火)~(金)10:30~18:30
    (土)10:30~14:00 
 日・月・祝日はお休みです 
 
 泉事務局 
※ 基本20日以降(発券月は発券日以降)の開局になりました。詳しくはお問い合わせください。
(火)~(金)13:00~18:30
    (土)10:30~14:00
 日・月・祝祭日はお休みです 
 
 

過去の作品紹介 2023年度

2023年11月例会『ほんとうのやさしさ』

サンシャイン ポスター写真
 2023年11月例会
 劇団民藝+マリオネット
「ほんとうのやさしさで」

トークネットホール仙台・小ホール
(仙台市民会館地下)
11月  9日(木18:30
11月 10日(金13:30
10月 11日(13:30


【作品紹介】

 劇団民藝の女優・日色ともゑと、ポルトガルギター・湯淺隆とマンドリン・吉田剛士のアコースティックユニット《マリオネット》による、朗読と音楽のコラボレーションステージです。
 これまで全国の様々なステージで絶賛を博してきました。
 詩情溢れる心豊かな世界をぜひご覧ください。

【演奏】
MUZIC@NET/マリオネット
(ポルトガルギターとマンドリンのデュオ

ポルトガルギター湯淺隆、マンドリン吉田剛士。
 1stCD「ぽるとがる幻想」以来、通算16枚のCDをリリース。唯一無二のサウンドは、初めて聴くのに懐かしい(架空の国の民族音楽)と称され、各種メディアと多々コラボ。
 通年の全国各地LⅣE、また豪華客船「飛鳥Ⅱ」ワールドクルーズなども。(中略)
 2014~2017年、大分むぎ焼酎「二階堂」TVCM。 現在、大分銘菓「ざびえる」TVCM「南蛮舞曲」が大分で放映中、また「まるごとマンドリンの本(吉田著)」、マンドリンによる日本童謡CD「トレモロココロ」とその楽譜集が発売中(2023年現在)。

2023年10月例会『サンシャイン・ボーイズ』

サンシャイン ポスター写真
 2023年10月例会 加藤健一事務所
「サンシャイン・ボーイズ」

トークネットホール仙台
(仙台市民会館)
10月 27日(金18:30
10月 28日(13:30
10月 29日(13:30


【ものがたり】

 カムバックの条件は史上最悪な相棒との
“サンシャイン・ボーイズ”復活だった!

 ニューヨークの古びたホテルの一室で、悲惨な生活をおくるひとりの男、ウィリー・クラーク。
 元はヴォードヴィルの大スターコンビであったウィリーは、ひとりとなった今でも役者として生きることを望んでいるが、なにもかもが上手くいかず仕事にありつけない。そこにある日、ウィリーの甥でありマネージャーのベンが特別な大仕事を持ってやってくる。
 ウィリーは当然引き受けると思いきや、出演の条件は元相棒アル・ルイスとの“サンシャイン・ボーイズ”による往年の名作(・・)コント(・・・)だと聞いて出演拒否の一点張り!
 喜劇の黄金時代が生んだ史上最高のコンビとまで言われたルイス&クラーク、11年ぶりの名コンビ復活となるのか!?

【解説】
 昨年延期になった例会が、W受賞して還って来た!!
 喜劇王としてブロードウェイで名を馳せていたニール・サイモンが、悲劇も書けることを証明するために発表した“辛口三部作”の1つ。 彼のよく知るヴォ―ドヴィルの芸人達を主人公に描いた作品で、主人公が70歳代の老人という点でも異色にして名作といわれています。
 人生の酸いも甘いも知った大スターコンビの笑い泣き人生を、ともに古希を迎えた加藤&B作コンビが、己の人生と重ね合わせてお魅せします!
 この作品の演技に対して昨年、加藤健一さんは第64回毎日芸術賞を、佐藤B作さんは第47回菊田一夫演劇賞を受賞しています!!


2023年9月例会『立つ家族』

旅立つ家族 ポスター写真
 2023年 9月例会 文化座
「旅立つ家族」

トークネットホール仙台
(仙台市民会館)
9月  9日(18:30
9月 10日(13:30


【作品紹介】

 韓国の国民的画家、李仲燮(イ・ジュンソプ)
その鮮烈な生、 時代と国境を超えた愛と、家族の物語


 芸術への熱い思いを抱きながら、不遇のうちに39歳の若さで没した李仲燮(1916~1956)の半生。 彼は死後、1970年代から評価が高まっていき、韓国では今や国民的画家として愛されています。
 日本占領下の朝鮮半島に生まれ、第二次世界大戦、朝鮮戦争、南北分断という激動の時代を生きた李仲燮は、日本で絵画を学び、日本女性と結ばれました。
その激烈な生と芸術、生涯夢に描き続けた家族への愛をエネルギッシュに描いています。
 新宿梁山泊を主宰する金守珍氏を初めて文化座に迎え、韓国演劇界の第一人者・金義卿氏の代表作に挑んだ衝撃の話題作。 これまでの文化座のイメージを覆すダイナミック、且つスペクタクルな舞台にご期待ください。

【各地の感想より】
公演が終わって割れんばかりの拍手。私も思い切り手を叩きました。胸一杯で感動しました。

イ・ジュンソプさん役の藤原章寛さんの熱演は見事。若い劇団員の人達が機敏に動きまわり作り上げる舞台装置、穏やかで上品な語りの佐々木愛さん、どの場面もさすがプロ。いずれも作品にかける情熱がひしひしと胸に伝わってきました。 

(福岡市民劇場)
◆独創的な演出に度肝を抜かれ、イ・ジュンソプ役の藤原章寛さんの演技にグイグイ引き込まれ、エネルギッシュな歌あり、ダンスありで、最後は感激した観客の”ブラボー”の嵐。 涙しながら大拍手は初めてかもしれない。

(北九州市民劇場)


2023年7月例会『罠』

罠 ポスター写真
 2023年 7月例会 俳優座劇場
「罠」

トークネットホール仙台
(仙台市民会館)
7月 10日(月18:30
7月 11日(火13:30


【あらすじ】

 アルプス山脈が一望できるリゾート地、シャモニー郊外。 新妻のエリザベートが旅先の山荘から失踪してしまう。
 警察の捜査でも手がかりは無く、憔悴する夫のダニエル。
数日後、近隣の神父がエリザベートを連れ帰るのだが、それは会ったこともない女だった……。
 正体不明の神父とエリザベート、混乱する警部……、追い込まれていくダニエル。
果たして真実は誰が語っているのか!?

【劇団メッセージより抜粋】

今回皆さまに迎えていただく『罠』は、フランスの劇作家ロベール・トマによって一九六〇年に書かれたサスペンス・ドラマの決定版です。

巨匠ヒッチコックが、このお芝居が公演されるやいなやすぐに映画化権を買い取った、という逸話も残っております。

「サスペンス」のそもそもの語源は「サスペンド」=「宙づり」だそうです。幕開けから驚愕の結末まで、謎が謎をよび、宙づりどころかジェットコースターのようにグイグイ皆さまを翻弄し続ける大変面白い作品です。

とにかく、セリフのひと言ひと言。俳優の表情やしぐさ。舞台装置、小道具、衣裳、照明、音響。幕切れまでどうぞ油断せず、すべてにご注目ください。果たしてあなたはこの驚愕の結末、見破ることが出来るか!

そしてもし見破っても、結末は絶対に誰にも言わないでください!

 例会当日、皆さまにお目にかかるのを楽しみにしております!

俳優座劇場 宮澤一彦

 


2023年4月例会「マミィ!」

マミィ!ポスター写真
 2023年 4月例会 プリエール
「マミィ!」

トークネットホール仙台
(仙台市民会館)
4月 14日(金18:30
4月 15日(土13:30


【あらすじ】

 埼玉県の一軒家に住む小須田家。夫は15年前に蒸発したまま音沙汰がなく、息子と娘は独立したため、今は姑と二人で暮らしている嫁の咲(さき)。咲はいつだって笑顔を絶やさなかった。時として子供たちにも理解できないほどにいつも笑顔だった。

 今日は咲の還暦の誕生日。しかし高齢の姑が倒れて意識不明となりそれどころではない。心配した子供たち、そしてどこかで聞きつけた夫が帰宅し、皮肉にも久しぶりに家族全員が集まった。

 父の無事を喜ぶ母に対し、嫌悪感丸出しの子供たち。平穏だった家族の関係が一気にゆがみ始め、太陽のような咲の笑顔のヴェールに包まれていた、それぞれの思いが露呈していくのであった―。

【解説】
 2020年3月に還暦を迎えた女優の熊谷真実さん。年齢を全く感じさせない美しさと華やかさがあるが、実は個性豊かな家族の中で育ち、小さい頃はいじめられっ子だったりと、印象とは反対側にある様々な葛藤の中で生きてきた過去がある。還暦を機に自分の人生を反映させた物語を、敬愛する作・演出家の田村孝裕氏の手によって作品にしたいと強く願い、今回の企画が立ち上がった。
 女性の台詞に定評があり、出演を熱望する女優が大変多いことで知られる田村氏により、明るさの裏でもがき苦しんだ女性の、人生の軌跡を描く。

2023年2月例会「最後の伝令」

殺しの ポスター写真
 2023年 2月例会 扉座
「最後の伝令」

トークネットホール仙台
(仙台市民会館)
2月 4日(土18:30
2月 5日(日13:30
2月 6日(月)13:30

『僕はレビュー作家として、この戦争も見て来ます』
 昭和初期、エノケン(榎本健一)率いる劇団ピエール・ブリヤントの座付作家であった菊谷栄は、ある日突然、劇場から姿を消した。軍から招集を受け、地元・青森に戻ったのだ。
 劇団員は、借りたレコードや預かった台本、手紙・メッセージ等を確実に菊谷に届けるために、同市出身で新人の北乃祭に青森行きを命じる。祭が届ける、その伝令とは――?

【 解 説 】
 昭和初期、浅草の劇場街で活躍したレビュー作家・菊谷栄(本名・栄蔵)。
 昭和12年に徴兵を受け中華民国で戦死した彼が生きていたら、日本のミュージカルは30年早く進歩しただろうと言われている。
 扉座主宰・横内謙介は1994年、都政施行50周年記念公演に『モダンボーイズ 洒落男たち』として菊谷栄と、レビュー小屋の人々の姿を青春群像劇として書き下ろしている。
 それから24年を経て、劇作家として成熟した視線と技術で、その時代を颯爽と駆け抜けながら、無念のうちに仲間たちと別れて戦死を遂げた、舞台人・菊谷の魂を新作として新たに描く。