過去の作品紹介 2023年度
【作品紹介】
MUZIC@NET/マリオネット
(ポルトガルギターとマンドリンのデュオ)
ポルトガルギター湯淺隆、マンドリン吉田剛士。
【ものがたり】
ニューヨークの古びたホテルの一室で、悲惨な生活をおくるひとりの男、ウィリー・クラーク。
【作品紹介】
その鮮烈な生、 時代と国境を超えた愛と、家族の物語
芸術への熱い思いを抱きながら、不遇のうちに39歳の若さで没した李仲燮(1916~1956)の半生。 彼は死後、1970年代から評価が高まっていき、韓国では今や国民的画家として愛されています。
その激烈な生と芸術、生涯夢に描き続けた家族への愛をエネルギッシュに描いています。
新宿梁山泊を主宰する金守珍氏を初めて文化座に迎え、韓国演劇界の第一人者・金義卿氏の代表作に挑んだ衝撃の話題作。 これまでの文化座のイメージを覆すダイナミック、且つスペクタクルな舞台にご期待ください。
イ・ジュンソプさん役の藤原章寛さんの熱演は見事。若い劇団員の人達が機敏に動きまわり作り上げる舞台装置、穏やかで上品な語りの佐々木愛さん、どの場面もさすがプロ。いずれも作品にかける情熱がひしひしと胸に伝わってきました。
(福岡市民劇場)
◆独創的な演出に度肝を抜かれ、イ・ジュンソプ役の藤原章寛さんの演技にグイグイ引き込まれ、エネルギッシュな歌あり、ダンスありで、最後は感激した観客の”ブラボー”の嵐。 涙しながら大拍手は初めてかもしれない。
(北九州市民劇場)
【あらすじ】
今回皆さまに迎えていただく『罠』は、フランスの劇作家ロベール・トマによって一九六〇年に書かれたサスペンス・ドラマの決定版です。
巨匠ヒッチコックが、このお芝居が公演されるやいなやすぐに映画化権を買い取った、という逸話も残っております。
「サスペンス」のそもそもの語源は「サスペンド」=「宙づり」だそうです。幕開けから驚愕の結末まで、謎が謎をよび、宙づりどころかジェットコースターのようにグイグイ皆さまを翻弄し続ける大変面白い作品です。
とにかく、セリフのひと言ひと言。俳優の表情やしぐさ。舞台装置、小道具、衣裳、照明、音響。幕切れまでどうぞ油断せず、すべてにご注目ください。果たしてあなたはこの驚愕の結末、見破ることが出来るか!
そしてもし見破っても、結末は絶対に誰にも言わないでください!
例会当日、皆さまにお目にかかるのを楽しみにしております!
俳優座劇場 宮澤一彦
【あらすじ】
埼玉県の一軒家に住む小須田家。夫は15年前に蒸発したまま音沙汰がなく、息子と娘は独立したため、今は姑と二人で暮らしている嫁の咲(さき)。咲はいつだって笑顔を絶やさなかった。時として子供たちにも理解できないほどにいつも笑顔だった。
今日は咲の還暦の誕生日。しかし高齢の姑が倒れて意識不明となりそれどころではない。心配した子供たち、そしてどこかで聞きつけた夫が帰宅し、皮肉にも久しぶりに家族全員が集まった。